ITアーキテクト

ITアーキテクトを目指せばよいのでしょうか。筆者から見て、優秀なITアーキテクトだと思える人の特徴は、ここまで説明した能力のどれかを非常に高度なレベルで持ち、それ以外の能力もバランスよく持つ人なのです。
ITアーキテクトとは、近年プログラマよりも一段上の立場という意味合いで用いられることが多い単語なのです。
特に現職でプログラマの役割を持つ方々にとって、非常に人気の役割となっているのです。
書籍などでも多くアーキテクトと名の付くものが出版され、転職セミナーなどでは、希望職種にITアーキテクトと記載する方々が非常に多いと聞く最初はターゲットとする能力・技術と、そのほかの能力・技術の関係を知ることから始めるとよいと思います。
つまり、これまで示した図を参考に、技術や能力をまずは棚卸しして、その関係構造を知り、そこに自分の得意領域をうまく生かせる可能性のある部分を見付けることが重要だと思うのです。
ただし、IT業界にてITアーキテクトという言葉がここまで頻繁に用いられるようになったのがごく近年であるため、用語の統一という意味ではまだ混乱が深いのです。
中間レイヤでは、開発対象の設計の最も重要な部分を構造として表す力が必要とされているのです。
これがアーキテクチャを表現する力であるのです。最下位レイヤでは、個々の問題を解決できる設計能力なのです。
このように、レイヤを分割するとアーキテクトに求められる能力が明確になるのです。ソフトウェア開発の現場を分厚い暗雲のごとくさまざまな憂うつが覆っているのです。
この暗雲とは、開発作業を遅延させ、あるいは失敗に陥れるたぐいの多種多様なボトルネックのことなのです。さまざまな技術が融合するオープンな開発環境は、いまだ未成熟なのです。そこには、多様な技術的リスクが待ち受けているのです。
しかも、ユーザーからの要求は非常に複雑になっているようです。I
T業界のキーマン、特に次世代の開発プロセスに対し、何らかの積極的なかかわりをみせる人々にインタビューを行えば行うほど、暗雲の厚さは増すばかりなのです。
もちろん、彼らはこのような憂うつな状況を前に絶望し、手をこまねいているだけではないのです。
要求を受け止め、開発を見事に切り抜けて完成させるには、これまで書いたようなITアーキテクト像が求められるのは必然的にも思えるのです。
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